「昨日のニューヨーク市場はダウは小幅に下落、S&Pとナスダックは上昇
しました。いずれにしても出来高は多くありません。
日本市場は週末のSQを意識した動きで、出来高が少ない中、値幅だけが
大きく動く展開でした。」
■注目のアメリカ大統領討論会はハリス候補が優勢であったとの評価です。
今晩開示されるCPIも注目です。
CPIは今月のFOMCに直接影響しますし、大統領選挙の趨勢はそれぞれの候補者
が主張する経済政策に添うような銘柄への投資を促進します。
FOMCによるFRBの金利政策は債券金利に影響を与え、債券金利は、為替相場に
影響を与えます。
週末から来週にかけては大きな変化の可能性がアメリカで起きるタイミングです。
■日本では、週末のSQを意識した動きが継続しています。
35250円、35500円、35700円、35950円など250円刻みで想定されるSQ値に合わせて
売買が入ります。
売買代金は4兆2000億円足らずと少ない中で値幅は大きく動いています。
先物主導の売買で、実商いが少ない中SQの価格目標を目指して動いていると
想定しています。
明日網1日ありますが、SQが通過するまでは落ち着かない展開になると想定して
います。