メディシノバ観察記(2024.09.24)

「昨日休日にもかかわらず、メディシノバ社が開示をしました。
その開示内容は、同社がアメリカ政府機関から研究資金を獲得して、
現在治験中のALSに関する治験を拡大するというものです。」

■NIH(米国国立衛生研究所)から新たに付与される研究資金
の提供を受け、同社が治験を行っているMN-166のALSに
対する臨床治験を行う事が開示されました。

同社がすでに治験を継続しているALS治療薬に対する進展に
寄与すると考えます。

■同社の治験は、研究機関が資金を提供して行われています。
従って、同社のビジネスモデルはアメリカのバイオベンチャーでは
「メディシノバ・モデル」ともいわれています。
すなわち、資金負担のストレスが少なく開発を進められる事業モデル
という事です。

既に同社はALSの治験に関して、複数の国で実行しており、一定以上の
評価を獲得しています。
今年後半には、中間解析が開始されると想定しています。

今回のNIHによる新規の資金提供は、同社による「ALS」治験の進展が
より進むと考えています。

■現在同社株は、安値ですが、そろそろ階段を上るように株価水準を
上げてもいいタイミングだと考えています。