市場の目「10日連続陰線」(2024.10.22)

「昨日のニューヨーク市場は三ス数まちまち。順調な決算が想定
されるハイテク株を擁するナスダックだけが小幅上昇となりました。

日本は前例を覆す弱さです。」

■アメリカはエヌヴィデアの高値更新に示されるようにハイテク株
は堅調でした。
これから開示される決算への期待が大きいのだと思います。

トランプ氏優勢の情報が市場に流れると混乱がうまれます。
財政赤字拡大、インフレの再燃が懸念されるからです。

■「選挙は買い」として、これまでの国政選挙は期間中には株価が
堅調なことが多かった前例が覆されています。
選挙後の期待感があまりにも少ないことが原因です。

自民党幹部、なかんずく「菅前総理」「岸田前総理」の「派閥」に
よる「判断ミス」だと考えています。

自民党の「自爆」「オウンゴール」と言えるのかもしれません。

与党が過半数を割れるかどうかは、実は自民党が見放した議員の
奮闘にかかっています。
これ等が奮戦して「議員」として復活してくるとき自民党に復党
することで、過半数に回復できるのではないでしょうか。

しかし「党内の分裂」は深まります。

いずれにしても「石破内閣」を維持することは難しくなると想定
しています。

海外投資家が日本への投資を継続するには「石破総理」では難し
そうです。
経済政策に対する基本的な観が方が明確でなく、発想も国内中心
と「内向き」です。
拡大成長を目指す日本経済に対するイメージがありません。

遠からず、交代やむなしだと考えています。

■日本企業が独自に経営努力を継続する、政府や政治家の支援が
期待できない、そんなイメージです。

選挙が早期に終了し、決算開示が始まるのを待つ以外にないと
考えています。