「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに上伸しました。債券市場が、
買い戻され金利が下落したことが背景ではないでしょうか。
日本市場は、特段材料がありません。」
■エヌヴィデアは、市場が開くと、小幅上昇で終わりました。
時間外では個別株オプションの影響で、大きく下落しましたが、これほど
機関投資家に組み込まれている銘柄が、好業績で売り込まれる理由はない
のです。
エヌヴィデアに代表される「生成AI」がけん引する新しい社会インフラの
時代への期待感は維持されていると考えます。
もう一つの期待は、感謝祭から始まる年末商戦の好調さです。
経済数値も悪いものはありません。
ただし、上値を追うには、もう少し様子を見たいという事だと考えます。
■日本市場は、材料難が続いています。
決算が通過し、政治の季節も終了しました。
そして、空白の期間が到来しています。
トランプ大統領への期待と不安だけでは日本市場は動けません。
来週以降、中間配当の支払いが始まります。
配当の再投資が期待されますが、それは来週から、という事だと思います。