市場の目「休日モード」(2024.11.29)

「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに下落。感謝祭休暇前の
利益確定売りが先行したと思われます。
日本市場は相変わらずの材料模索の状況です。」

■アメリカは感謝祭休暇の前日で、利益確定が先行しました。
そのため、三指数以外でもラッセル2000などの指数もすべて売り先行で
下落しています。

逆に債券は、売られていたため、買い戻しが入り、金利は低下しています。

アメリカは、これから少し長い年末休暇の空気になります。

■日本は昨日から国会が開催されています。

本日は石破総理の「所信表明演説」が行われますが、目新しいことは何も
ないと想定しています。

日本国は何と言っても「加工製造」「輸出大国」です。
世界景気が順調に拡大していれば、経済も順調です。
しかし、世界景気が停滞し始めると、途端に雲行きが怪しくなります。

現状は怪しくなっているのか否か微妙な地点にあるのだと考えています。

こういう状況下で頼りになるのは、内需です。

内需関連銘柄の業績や業界再編や合理化を目指したM&Aなどが活発化
してくると想定しています。

どうしても「裏筋」を狙い人たちは、そんな小型銘柄を狙うのもいいかも
しれません。