これだけは覚えておきたい基本用語

皆さんこんにちはFXシグナル配信サービス担当の橋本です。

FXには数え切れないほどの専門用語があり、私ですら聞いたことの無いものもたくさんあります。

FXを始めたばかりの方ですと、そのような専門用語を全て把握しなければ、FXで勝つことは出来ないと考えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、そのようなことはありません。

知識を頭の中に詰め込んでもその使い方を知らなければ意味はありませんし、勝つためには必要ない知識もあります。

ただ、FXに取り組む上で必ず知っておかなければならない知識ももちろんあります。

今回はその中で絶対に覚えておかなければならない用語である「pips」「ロット」について解説をします。

先ず、「pips」とは1pips=1銭=0.01円の値動きの単位です。

FXは通貨の値動きの変動によって利益を得る投資方法ですので、その値動きの大きさに関する単位が必要であり、それが「pips」です。

例えば、1ドル=100.000円から、1ドル=100.200円まで価格が上昇したとしましょう。

この場合、0.2円の上昇ですから、pipsに換算すると20pipsの上昇となります。

反対に、1ドル=100.000円から、1ドル=99.850円まで価格が下降したとしましょう。

この場合、0.15円の下降ですから、pipsに換算すると15pipsの下降となります。

初めの内は慣れないかもしれませんが、pipsの計算はFXを続ける上では決して避けれれないものですので、必ず計算できるようになりましょう。

続きまして、もう1つの用語である「ロット」について説明します。

「ロット」とは取引の大きさを表す単位です。

ロットは各証券会社によって単位が異なり、日本では「1ロット=1,000通貨」や「1ロット=1万通貨」の証券会社が多く、海外では「1ロット=10万通貨」の証券会社が主流です。

今回は日本の証券会社に多い「1ロット=1万通貨」で考えます。

仮にドルを1ロット分取引する場合、「1万ドル分の取引」を行うことになりますし、

ドルを30ロット分取引する場合、「30万ドル分の取引」を行うことになります。

ロットの概念をしっかりと理解することで、取引の大きさを正確に把握し、リスク管理が可能となります。

最後に、FXにおける損益の計算式について説明します。

損益額(円)は、pipsを円に換算した数値とロット数をかけ合わせることで求めることができ、

具体的な計算式は、(pips数 × 0.01) × (ロット数 × 10,000)=損益額です。(1ロット=1万通貨の証券会社の場合)

今自分が行っている取引でどのくらいの損益が発生するかもわからずに取引を行うのはあまりにも危険ですので、今回説明した用語と損益額の計算方法は必ず覚えるようにしましょう。