「昨日のニューヨーク市場は、一昨日の熱狂的な上昇から落ち着き、
三指数まちまちの動きとなりました。
ダウ平均とS&Pha小幅下落、ナスダックはハイテク株がけん引して
上昇しています。
日本市場は、株主総会明けで配当金が支払われ、再投資の動きが
加速していると考えます。
いよいよ日経平均40000円が見えてきました。」
■オランダハーグで行われたNATO総会で、トランプ大統領は「得意満面」
絶頂の気配でした。
イランへのアメリカの爆撃で、急転直下イランとの協議再開が決まりそう
だとなると、「鼻高々」になります。
さらに、NATOの全体会議で「GDP比5%」の軍事費支出が決まるとその
満足感は、さらに高まったことだと思います。
欧州は、イスラエルに学んだのです。
トランプ大統領の取り扱いに関してです。
「取扱説明書」を周知した欧州勢の動きは俊敏です。
ウクライナのゼレンスキー大統領も当初の対応と異なり、トランプ大統領
を取り込むことに成功しつつあると思います。
内部崩壊を狙っていたプーチンや習近平氏は対応を考え直す必要があると
考えています。
■日本政府も同様です。
安倍元総理がトランプ大統領とうまく機能したのは、「取扱説明書」をよく
理解していたからです。
「失敗を恐れる無難な」外務省の官僚のガイダンスでは十分ではないのです。
そもそも「人見知り」で「外交下手」な石破総理には、臨むべくもない
能力です。
日本に待ち構えているのは、「その他大勢」扱いの「関税通告」かもしれません。
それを乗り越えるアイデアも機知も石破内閣では無理です。
日本は、新しい政治家が必要な時期に来ていると考えています。