「週末のニューヨーク市場は三指数ともに下落。
トランプ政権の、各国に対する「関税通告」が、利益確定売り
を促進させたのかもしれません。
日本市場は、材料難です。
トランプ政権に対する回答の準備が進んでいると想定しますが、
まだ明確にはなっていないからです。」
■メキシコ、カナダ、EUに対する「関税率」は日本や韓国と比較
して、高めでした。
裏側での交渉で、ある程度、日本と韓国に対しては、条件交渉が
進んでいる背景ではないか、と推測しています。
「関税」は、今回の通達以上に上がることはありません。
また、すべての商品をアメリカで製造しているわけではありません。
どんな関税率で あろうと、必要なモノは買わざるを得ません。
今後重要なことは、大体の効かない製品であるのか、否か、という点
だと考えています。
その意味では、アメリカの医薬品に対する高い関税の提示は疑問です。
命に係わる医薬品は「特許」もあり、製薬会社に強い交渉権があると
思うからです。
この脅しは、余り効果がないのではないか、そう考えています。
■ともあれ、トランプ政権の暴走のエネルギーはまだ残っています。
適当にかわしていくのが正解だと考えています。
現状で、野党に、その力があるとは思えません。
慎重に投票先を考えたいところです。