市場の目「そろそろ」(2025.07.24)

「昨日のニューヨーク市場は、三指数ともに上昇。
日米関税交渉の、アメリカ有利の着地を好感したものだと考えます。

日本市場は、「日経平均祭り」です。
そろそろ、買戻しが終了しそうです。」

■日本が関税交渉で提示した条件は、アメリカに「恐喝」された
事案です。詳細は、まだ明確ではありませんが、たしかに、参議院選挙
前に着地すると、厳しい批判が起きたかもしれません。

しかし、株価が急騰して、自民党支持者が増えたかもしれません。

とはいえ、「どや顔」で石破総理が留任するのは、如何かと思います。

この条件交渉は、ベッセント財務長官がコメントしているように、
ベッセント財務長官の発案であり、日本側が自主的に提案したものでは
無いようです。

石破さんはやはり「受け身の人」なのだと考えます。
今の日本に必要なのは、「停滞を切り拓く人」です。

総理大臣は、日本防衛の総司令官でもあります。
その人が、「受け身」なだけでは、国民の命も危ういのです。
せめて引き際は間違わないようにしてほしいものです。

■二日連続した、買戻し相場は、そろそろ終わります。

今日から始まる三月決算企業の第一四半期の決算が相場の転換点になります。

40000円から42000円まで大量に存在したコールの売り残高が解消されました。
買戻しの慌てた動きはそろそろ終了します。

関税を楽観視した相場付きですが、決算で冷静になる必要があると考えています。