「昨日のニューヨーク市場は三指数とも上昇。金利引き下げ期待と
景気後退懸念が綱引きする地合いです。
景気刺激策が、待たれます。
日本市場は、昨日の続きで、新総裁の経済政策期待で、上がりました。」
■アメリカ経済は、明らかに後退局面に入りました。
後退の幅が大きいのか小さいのかは、これからの金利以外の政策遂行
によります。
トランプ政権は、そろそろ、一部の特殊な支持者(陰謀論者のような人たち)
を排除して、現実の運営を考えていかなければなりません。
いつまでも、「弱い者いじめ」政策を繰り出していても、経済効果に
らちが明かないのです。
世界は、トランプ大統領と、支持者の「陰謀論者」が考えるよりもはるかに
複雑で多層的なのです。
■日本市場は、自民党総裁選の日程が決まりました。
10月4日投開票ということで、時間があります。
直近から、一か月近くも先となると、短期投機筋は、一息つかなければ
なりません。
期間が長いからです。
ここから、10月4日を目指して、また、今週のメジャーSQを起点として、長い
相場が始まります。
いささか乱高下する可能性もありますが、基本的には、下値は限定的です。