「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに小幅上昇。
日本市場は、日経平均株価が45000円を突破するなど堅調な動きです。」
■FOMCの会合が始まりました。
0.25%の金利引き下げは、すでに織り込み済みです。市場の関心は
0.25%ではなく0.5%まで下げ幅が拡大するのか、もしくは、年内
連続して金利引き下げが起きるのか、FOMC後のパウエル議長の発言に
注目が集まるところです。
そのため、大きく売り崩すことはありませんが、上値を買い上げるのも
限定的な動きです。
■日本市場は週末のSQを通過して、SQ値は25012円と幻の数値と
なりました。
オプションの残高は45000円と44500円、44000円に集中しており、この水準
での株価の推移が想定されます。
今週、自民党の総裁選挙の公示がなされます。
政治空白が始まります。
手掛かり難の中で上値も下値も頼りはオプション価格です。
動きにくい展開が続くと想定しています。