「日本市場は、急騰」
■先週末まで、自民党総裁選の行方を「小泉氏優勢」とコメントするメディア、証券会社
が大半でした。外資系証券の日本駐在員は、本社に対して、「小泉裕理」「小泉トレード」
を推奨していたと考えています。
それはすなわち「円高」「株売り」です。
高市新総裁が決まり、週明けの日本市場は、「想定外」の結果に慌てることとなりました。
「円高」「株売り」は逆転して「円売り」「株買い」になります。
日本市場の急騰の背景の一つは、ここにあります。
もう一つは、個人投資家も、「高値警戒感」から、「弱気」が多く、「信用売り残」「ベア投信」の
残高が急増していました。
これらの反対売買g相場を踏み上げます。
もう一つは、債券の含み損解消のために株式を利益確定し、模様眺めを決め込んでいた日本の機関投資家
です。
「押し目待ちに押し目なし」です。
ふんだんに保有している株式投資枠が市場に還流してきます。
■日本市場は、「高市トレード」として賑わっています。しかしこの動きは、今週で終了すると想定して
います。週末のSQまでがめどです。
来週、正式に「総理大臣」に就任し、閣僚が決まることで、市場は、正確に「高市政権」の方向性を
見出します。
市場が落ち着くのはそれからです。
そこから銘柄を選択しても遅くはないと考えています。