市場の目「バンドワゴン」(2025.10.16)

「昨日のニューヨーク市場はダウ平均は小幅安、ナスダックとS&P
は小幅高。債券市場の金利低下が市場を支えていると想定します。
そして何より、好調な決算開示です。

日本市場は、「高市自民党」の勝ちが見えました。
今後、勝馬に乗る動きが加速すると想定しています。」

■米中対立は、しばらく解決しません。
お互いに、「やせ我慢」の展開ですが、資金的には、アメリカの優位が
続きます。
中国は、いかにしてメンツを保ちながら妥協の道を探るか、です。

その様相を考えてのニューヨーク市場の強さだと考えています。

■日本市場は、自民党と維新の会の政策協議で、方向が決まりました。

野党は、団結しなければ政権は取れません。
維新が抜けたことで、維新が仮に自民党に投票しなくても、高市自民の
勝利が確定します。

市場は、「高市銘柄」などとして一部「仕手化」した銘柄もあります。
「仕手株」となってしまった「助川電機」などには手出し無用だと考えて
います。

どのような政策がとられていくのかは、来週以降に判明します。

単純な「アベノミクス再来」と考えない方がいいです。
時代は変化しています、その変化に対応して政策を立案していくのが
政治家の仕事です。

そもそも「アベノミクス」と比較して、新しい「高市政権」の政策を
推測することが間違いです。

来週以降に物色対象は変化すると考えています。