「先週末のアメリカは3指数ともに上昇。
SQ通過と金利低下期待の高まりが要因です。
日本市場は、方向感が見えません。
押し目買い、高値売りが基調です。」
■アメリカは、11月の先物、オプションの決済日を先週通過
しました。
通過に伴い、株価水準は上がりましたが、出来高は少なく、やはり
感謝祭前の手仕舞いが、大きく影響していると考えます。
■日本市場は、大きく動く可能性が少ないと考えた個人投資家
の「損失確定売り」が出始めました。
個人投資家の比率が高い、バイオ銘柄などに売りが入ります。
下値には、季節性に関係のない「中長期投資家」の買いが入っています。
そのため、下値は限定的です。
しかし、上値追いをする「短期投資家」は市場から当面退出します。
材料株が買われ、需給だけで上昇した株は売られます。
この流れは、クリスマス明けまで続くと考えています。
