「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに下落。
投資家不在の中では致し方がないと考えます。
日本市場も同様に主力の海外投資家が不在の中、個人投資家
の刹那的な売買が続いています。」
■主力の機関投資家が不在なときは、個人投資家は方向性が
見えません。
そのため、何か「材料」とされる「噂」が流れるといとも簡単に
相場が動きます。
冷静に分析判断する投資家の存在がいかに市場にとって重要かが、
わかります。
連日コメントしていますが、今年は、この動きが来週いっぱい
継続すると考えています。
■日本市場は、「建前」は「日本銀行政策決定会合」待ちとして
いますが、現実的には、ニューヨーク同様主力投資家不在で、
方向性が見えず、売り先行になる、という状況です。
「閑散に売り無し」が定説ですが、現状は、何かしないではいられない
個人投資家が、徘徊しているという感じでもあります。
こういう時期は、模様眺めが正解です。
「君子危うきに近づかず」です。
