市場の目「ジョブレスリカバリー」(2026.01.08)

「昨日のニューヨーク市場は、三指数まちまちの動き。
ダウ平均とS&Pが安く、ナスダックは小幅上昇です。
欧州市場でもドイツ以外は小幅安です。

日本市場は、明日のSQを控え指数は調整です。」

■アメリカで開示された「非製造業景況感指数」は市場の予想を
上回る好調な数字でした。
しかし、雇用状況を示す、ADPをはじめ民間機関の開示している数字では
雇用は伸びていません。

「ジョブレスリカバリー」はアメリカではよく起きる現象です。
産業構造が、あまり雇用を必要としない、ITやAIが中心になると、景気は
好転し、株価も上がりますが、雇用が追随して増加するまで時間がかかる
のです。

今回もAI関連企業がけん引して景気は好転しますが、次第に、そのAIを
生かすデバイス製造などが増加してきます。
デバイス製造遺贈などで雇用が増えるまで時間差が必要なのです。

■世界のファンドでは新年度を迎えました。
新年度早々に、ある程度の仕込みを行い、これから様々な仕組みを構築
していくと想定しています。

「一月は株高」というアノマリーは、ファンドの運用開始と収束という
一年の周期を考えると当然のことなのです。

最初は、基礎となる「指数」を仕込みます。
次に分析してきた「個別銘柄」を仕込みます。

日本市場で、「日経平均」が下落しているのに、値上がり銘柄が市場の過半以上
を占めるという現象がその証です。

一年は始まったばかりです。
目先の動きに一喜一憂しないで、冷静に対応することが必要だということです。