市場の目「理想と現実」(2026.01.15)

「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに下落。
トランプ政権によるFRBの独立性の危機が連日報道されています。
市場は、その不安定さを嫌がっているのだと想定しています。

日本市場は、「高市トレード」が一息つきました。」

■アメリカの経済は、ようやく「大きくて美しい法案」による減税効果
が効き始めています。

消費動向も堅調になり、住宅投資も底を打った感があります。
雇用はまだ増加に転じていませんが、安定的です。

アメリカの市場は、次第に「現実」に目を向け始めると考えています。

「理想」買いではなく「現実」評価に転換します。

■日本市場は「衆議院解散」と「高市政権の安定化」という「理想」で、
買いあがりましたが、高市総理が正式に自民党幹部へ解散意向を伝えた
ことで、「現実」になりました。

「現実」になれば、「指数先物」と「オプション」の需給関係だけで
相場を押し上げていくのは厳しくなります。

より、個別の業種や銘柄にフォーカスした物色が求められるからです。

「円安」の勢いが止まります。
「債券売り」の勢いも止まります。

愈々来週は、解散をより精緻に織り込む動きになります。

「理想」だけで買い進められた銘柄から、「現実」に立脚した物色に
転換していくと想定しています。

■目先の株価上昇に惑わされないことです。