市場の目「トランプ」(2026.01.21)

「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに大幅下落。
トランプ大統領の「グリーンランド」を巡る強引な主張で、
アメリカの債券市場と為替市場が急落していることが原因
です。

日本市場は選挙前の方向感が見えない中、トランプ発言による
海外投資家の「リスクオフ」の動きです。」

■トランプ大統領の「グリーンランド」占有の政策は、関係国
にとって、どういう意味があるのか、明確にされていません。

例えば、グリーンランドに「中国企業」が進出しており、中国軍
と一体化していると想定され、アメリカと欧州諸国に大きな
リスクがあると説明されれば、欧州各国も対応のしようがあります。

トランプ大統領の最大の欠点は、本旨を説明できないことです。

ベネズエラ侵攻にしても、中国の影響の排除、麻薬組織の破壊
などと説明されればいいですが、その説明が明快ではありません。

すべての政策発動に対して同じような行動様式であるため、
その都度混乱が発生し、また、「TACO]などと揶揄されるわけです。

今回もそうです。

グリーンランドを中国軍の基地にしないための方策が主目的
だと想定しています。

それであれば、やがて事態は収束します。

■日本市場は、海外投機筋の売りで寄り付きから下落しました。

しかし、すぐに押し目では買いが入っています。

衆議院選挙の公示前で動きづらいことは致し方ありません。
売り崩すには、リスクが高く、買いあがるには材料不足、という
事です。

連日コメントしていますが、こういう時は様子見です。