市場の目「ヘッジファンドの焦り」(2026.02.24)

「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに大幅安。
トランプ関税の「違法判決」による、リスクオフが背景といわれています。

日本市場は、朝方は、アメリカ株安に連動したもののすぐに切り返しています。」

■トランプ関税に対する「判決」は、「関税」が違法というわけではなく、「大統領
権限」を逸脱している、ということです。

トランプ政権の本音は「財政収支の赤字」改善にあり、「関税」であれ、「付加価値税」
であり、政府収入を増やす方向にあります。
むしろ、政権の政策の根幹ともいうべきものであり、トランプ政権が継続する限り、
何らかの「関税」維持策が生み出されてくると想定しています。

アメリカは、ヘッジファンドを中心として、何とか、利益をねん出するために、株式市場
で、跋扈しています。
株式市場では、「手じまい」をしたわけではなく「空売り」をしています。
継続性は限定的です。

本来、「関税」が問題であるとすれば、国債価格に反映されるはずですが、国債相場は
安定的です。
つまり、ニューヨーク市場での株価の下げは、ヘッジファンドを中心とする利益ねん出の
ための「あがき」だと考えています。

■日本市場は堅調です。
外部要因よりも、国会での予算案の早期成立に関心が集まります。

外部要因で朝方下がり、すぐに買戻しが入ったのは投資家の関心が、日本の未来への期待
にあると考えていいと思います。

日本の機関投資家による「益出し」の動きは、まだ続いています。
しかし、時間の問題です。