皆さんこんにちはFXシグナル配信サービス担当の橋本です。
FXは平日は24時間相場が動いていますので、早朝だろうと深夜だろうと取引が可能です。
時間的な制限が無いと言うのは働いている人にとっては大きなメリットであり、FXが副業として人気である理由の1つだと思います。
ただ、もちろん年中無休で相場が動いている訳ではありません。
土日は市場が閉まってしまいますので取引は出来なくなります。
ちなみに、祝日はどうなのかとよく質問を受けますが、日本が祝日であっても海外から見ればただの平日であり、海外の取引所が動いていれば相場は動きますので、
祝日は通常通り相場が動くことは覚えておきましょう（当然、祝日が土日の場合は相場は動きません。）
さて、本題に入りますが、今回お伝えしたいのは、取引を翌週に持ち越した場合どうなるかについてです。
先ず、取引を行っている状態で土曜日に突入し、市場が閉まってしまったとします。
市場が閉まり相場が止まると当たり前ですが売買が出来なくなりますので、取引終了（決済）もできなくなります。
FXでは買いから取引を始めた場合は売りを行って決済、売りから取引を始めた場合は買いを行って決済、と言うように、
反対売買を行うことで決済となりますので、相場が止まり、売買自体が出来なくなると取引終了もできないのです。
その為、週末まで保持していた取引は必ず翌週へ持ち越されます。
これの何が問題かと言いますと、
FXでは週明け相場が動き始める際に、週末に価格が止まったところから大きく価格が飛んで相場が動き始める
「窓開け」という現象が起こることがあるのです。
土日の間に何か大きなニュースや事件などがあると、週明け市場が開いた瞬間にその影響で一気に価格が飛んでしまうのです。
もちろん、自分の取引に対して有利な方向へ窓開けが起こる分には問題ないのですが、大きく不利な方向へ動いた場合は大変です。
逆指値を設定しておけば問題ないのではと考える方もいらっしゃると思いますが、
窓開けによって価格が飛んだ場合、逆指値を大きく飛び越えて決済されてしまう可能性があるため、安心はできません。
このように運に左右される取引はギャンブルと変わりませんので、
取引を翌週へ持ち越す理由があったり、何か戦略を用意しているのではない限りは、
週末の時点で取引は全て決済し、何も取引を保持していない状態で土日に入ることをお勧めします。