不調な時のメンタル管理

皆さんこんにちはFXシグナル配信サービス担当の橋本です。

長期的に運用を続けると、好調な時期と不調な時期が必ず訪れます。

これらの状態は後から振り返って初めてわかるものであり、事前に不調を予測して回避することは難しいのが現実です。

(ただし、イギリスのEA離脱の国民投票やアメリカの大統領選など、相場が大きく変動すると予測される特定のイベントでは、一時的に回避することは可能です。)

私自身、長期に渡りFXに取り組んできましたが、右肩上がりで資金が増え続けてきたわけではありません。

短期的には停滞や一時的な損失が生じることもあります。

しかし、長期的な検証と実践を通じて、最終的にはプラスの結果が得られることがわかっています。

そのため、一時的な不調や停滞があっても、自分のトレードルールに従って淡々と取引を続けています。

サイコロを振ると各面が出る確率は1/6ですが、6回振って必ず1〜6の面が一度ずつ出るわけではありません。

確率に基づいてもブレが発生します。

しかし、サイコロを何百回、何千回、何万回と振ると、本来の確率である1/6に近づいていき、これを大数の法則といいます。

私は自分の手法にもこの大数の法則が当てはまると考えています。

検証によって得た確率に基づき、短期的なブレがあっても、長期的にはプラスになると確信しているため、短期的な不調に左右されずに取引を続けられるのです。

この点を理解せず、常に上手くいかないと勝てない手法だと考えると、短期間の結果だけを見て手法を次々と変える「ノウハウコレクター」になってしまいます。

投資は短期間で一発逆転を狙うギャンブルではなく、少しずつ積み上げていくものです。

数日の結果に囚われず、数か月・数年といった長期的な視点で取り組むことをお勧めします。