皆さんこんにちはFXシグナル配信サービス担当の橋本です。
「いのち金には手をつけるな」
これは投資における格言と言われる言葉で、
いのち金とは生活費などの絶対に失う訳にはいかないお金のことです。
FXは一獲千金のイメージが強いせいか、たまに人生一発逆転を狙って、
生活費を投資資金に充てたり、借金をしてまでトレードを行おうとしてしまう人がいますが、
これで本当に一発逆転が出来たという人の話を私は聞いたことがありません。
そもそもFXはメンタルが安定していないと勝ち続けることが難しいものです。
なぜなら、絶対に負けることができないと気負ってしまうと、
僅かな含み益が発生しただけでも、その利益を手放したくないと考えて早急に利益を確定してしまい、利幅を伸ばすことが出来なかったり、
損を確定することを恐れて、含み損が膨らんでいっても損切が出来ず、取り返しのつかない損失になるまで待ち続けてしまうことが多く、
小利大損の状況に陥りやすくなってしまうからです。
これに負けたら人生が終わってしまうというような状況で冷静で的確なトレード判断ができる人などほとんどいないでしょう。
また、1回1回のトレードの勝ち負けに大喜びしたり、反対に深く絶望してしまう状態であれば、それは分不相応な金額で取引をしてしまっていると言わざるを得ません。
その為、FXに限らず投資に充てても良いお金は基本的に「余剰資金」であるべきだと私は思います。
余剰資金とは、自分の資産から生活費などの金額を差し引いた、当面使う予定がないお金のことであり、
万が一減ってしまったとしても、自分の生活に影響が出ない資金のことを言います。
長期的なプラスを見据え、目の前のトレードの勝ち負けに一喜一憂せず、冷静に淡々とチャートに向き合うことが安定した勝ちには必要不可欠です。
その為には、「絶対に負けることは出来ない」という強力なプレッシャーを自分にかけ続けるのは得策ではありません。
トレードの結果に毎回ドキドキしてしまうのであれば、一度金額を下げて精神的に負荷が少ない額からトレードを始めることをお勧めします。
その上で資金が増えるにつれて少しずつ取引額を上げていけば無理なく利益を増やしていくことができます。