損失のことをきちんと考える

皆さんこんにちはFXシグナル配信サービス担当の橋本です。

FXを始めると利益を追求しがちですが、すべての取引で利益を上げることは現実的ではなく、どれほど優れたトレーダーでも、勝率が100%になることは残念ながらありません。

市場は予測不可能な要素が多く、常に変動しているため、確実に損失を避けるということは出来ないのです。

その為、重要なのはその損失を含めてトータルでプラスになるような取引を行うことです。

そのためには、リスク管理が欠かせません。

勝率が高くても、1度の損失があまりにも大きければ資産は減少してしまいますので、まずは1日の損失の上限を設定することをお勧めします。

私の場合、1日の損失の上限を資金の-3%までとしています。

通常の取引では、この上限を超えないように現在の取得pipsを計算しながら進め、上限に達するか、次に負けたら上限を超えるという状況になったら、その時点でその日の取引を終了しています。

また、FXの失敗談でよく聞くのが「知らないうちに想定外の損失が発生していた」というものですが、これはリスク管理不足が原因です。

FXにおける損益額はロット数とpips数で計算できます。

そのため、何ロットで取引を行い、利益・損失を何pipsの幅で取るかを事前に決めておけば、具体的な利益や損失を予測することが可能です。

利益確定や損切りの設定をせずに取引を行うのは、リスク管理以前の問題であり、利益・損失幅をきちんと決めていれば、想定以上の損失が膨らむことはまずありません。

FXでは大きな損失を避けることが最も重要です。

多少の損失であれば、管理された範囲内であれば取り返すのは難しくありません。

しかし、リスク管理が不十分で資金が大幅に減ってしまうと、回収するための取引ができなくなり、継続が難しくなります。

取引を行う際には、自分がどれだけのリスクを負っているのかを常に意識し、慎重に取り組むことが大切です。