「メディシノバ観察記(2024.04.12)」

「メディシノバ社の株価が静かに上昇しています。あまりにも新しい
情報が出ないため、「ヤフー掲示板」(これ以外に欲求不満の発露が
無いからかもしれません)で、さまざまな、悪口や誹謗中傷が相変わらず
垂れ流されています。

株価が上がらない、儲からない、事の腹いせのようです。」

■メディシノバ社の株価が、実は静かに上昇しています。
年初来安値は192円、本日の株価は年初来高値を更新して、247円を
付けています。

保有株主の多くは600円台、900円台 1000円台で保有しており、現在の
株価では、いくら上昇していても、「話にならない」というレベルだと
考えています。

とはいえ、年初来安値から20%も上昇をしているという事には、何らかの
意味があると考えています。

■同社の岩城社長が年初のあいさつで書面でコメントした内容を改めて
見ると、
①ALSのフェーズ2/3の治験の中間解析が24年上半期中に始まる
②塩素ガス対応のプロジェクトに関して、24年上半期中にFDAとミーテイング
を持つ
という事が書かれています。

同社がアメリカとカナダで長く遂行しているALSの治験には、多くの希望者が
集まっているとされています。(とはいえ、ALS自体が希少疾患であるため、
限定的ですが)ALSという治療法が確立されておらず、罹患すれば、致死率は
極めて高く、存命率も短期間です。
そのため、ALSの治療方法や治療薬、とりわけ、同社のMN-166は、存命期間
を大きく延伸させ、QOLの改善も見られると開示されています。

FDAにとっても、世界中の医療機関にとっても再注目の治験であることは
間違いありません。

上半期とは、6月までという事です。

■塩素ガス対応のプロジェクトはアメリカ政府主導のプロジェクトです。

BARDAからの依頼で始まり、有効性が確認されて終了しています。
国家備蓄として採用されるとしてもFDAとの協議が必須であることは当然です。

このFDAとのミーテイングも上半期中に開始されるとコメントされています。

ALS、塩素ガス対応いずれのプロジェクトもメディシノバ社の価値を大きく
変化させるものです。

■既存株主の多くはすでに5年以上保有を続けていると想定します。

投資の世界で5年は「未来永劫」と同じくらい長い時間です。
なかなか株価が評価されないイラつきを投資家が感じるのはやむを得ないことです。

しかし、一つの方向性が上半期中に出そうです。

少なくともこれまでのように、低い評価に甘んじることはなくなると考えています。

「バイオベンチャー」株が世の中に出るには(出れないことも多いのですが・・)
時間が必要だという事を改めて考えています。