メディシノバ(4875)観察記(2024.02.20)

「メディシノバ社の決算説明動画が開示されました。
詳細の動画を是非ご視聴ください。」

■同社はMN-166 MN-001が主力開発医薬品です。

同社は、前期と比較して、子会社のアヴィジェンがサノフィに導出した薬剤
に関して、治験が進行しており、サノフィからマイルストーン収入を獲得
しています。

ようやく同社も売り上げが立ち始めました。

また、治験が数多く進展しているMN-166では、治験の進行が顕著です。

新型コロナ感染後遺症、筋委縮性側索硬化症(ALS)、変形頚椎脊髄症(DCM)

塩素ガス曝露に起因する急性肺損傷(BARDA案件)などは、愈々出口が見えて
来ました。

BARDA案件は2024年上期中にFDAと面談が始まります。
ALSに関しては2024年上半期に中間解析が行われます。

今年の半ばには何らかの大きな成果が確認されることが期待されます。

■また、依存症など多くの治験が進行中です。
日本のバイオベンチャー企業の中で治験の進行と承認の可能性が極めて高い
会社の一つだと考えます。

特許の取得も順調です。

同社と同社に期待を寄せる投資家の希望である多発性硬化症に関する特許
も昨年成立しています。

特許の取得こそが、今後想定される共同開発先との提携を進めるカギだと
想定しています。

■いずれにしても、同社の医薬品開発のEXITが近づいていると考えます。

今年の夏場以降の開示を期待しています。