代表中野を嗤え「「期待(理想)」と「現実」」(2024.04.15)

「株式市場は、将来に対する「期待(理想)」と「評価」で、決まります。
「期待(理想)」自体があいまいなものであり、あいまいな事柄を基準として形成
される「評価」もまた曖昧なものであると言えます。

対するのは「現実」です。
「「理想で買って現実で売る」「理想で売って現実で買う」という事が起きるのは、
「期待(理想)」と「現実」の乖離が大きすぎるときに生まれます。」

■出来高の多い、多くの投資家から注目されている銘柄は、通常、世界中の投資家
から監視されています。
そのために、「買い」と「売り」の需給関係が均衡しやすく、株価の値幅は、小さく
動きが鈍く見えがちです。

それに対して、均衡が崩れた状態になると、株価が上がるにせよ、下がるにせよ
極めて雑な動きとなり、値幅が大きくなる傾向があります。

株価の値動きが集約され、上昇はしなくても下落が止まった時が、その銘柄が動き出す
起点だと考えています。

起点からスタートして、徐々に株価水準が上昇していく過程では、「期待(理想)」
が先行しています。
将来期待できる「増収・増益」「増配」などを想像して、将来の株価をイメージ
します。
相場は次第に加速していきます。

加速する過程で、便乗してくる投資家が増加してきます。

■そして、株価が急上昇する局面を迎えます。
そのタイミングを専門的に狙う投資家も存在します。最終局面と想定されますから
結論が出るまでの時間軸が短縮されるからです。

かくして、相場は高値を付けます。
そういう時は起点の時期の値幅が詰まった下落していかない地合いとは異なり、
値動きが激しい値幅の大きな動きとなります。
どちらの投資手法がいいという話ではありません。

急騰局面の最中、もしくはそう遠くいない時間帯で、「現実」が出現することが
良くあります。
「現実」が「期待(理想)」より大きなものであれば、株価はさらに上昇します。

しかし、「現実」が「期待(理想)」通りであったばあくぃ、もしくは下回った場合
には、積み上げた株価は瞬く間に崩壊します。

■今まで順調に経営してきた会社が事故に会う事があります。
其の事故により株価が大きく下落することがあります。

下落した株価に飛びつく個人投資家も多く存在します。
旨く投資が成功することもあれば、そうでないこともあります。

事故の内容が正確に分析できるようになると「現実」として株価が捉えられます。
そうでなければあくまで「期待(理想)」で、判断されているだけです。

「下に恐ろしきは人々の欲望」です。
儲けたいという「欲」が人々に買いを出させます。

さて、そんな株主が、会社の事を大事にしてくれる株主なのだろうか、とふと
思う事があります。

そんなことには構わずにただ、「儲かればいい」というのが「欲」の投資家です。

■「期待(理想)」と「現実」は、人間社会では常に出現することです。

しかし、「現実」をもう少し「早く」「正確」に「推測」「分析」することが
出来れば投資が成功する蓋然性が高まると考えているのは私だけではないと
考えている次第です。