代表中野を嗤え「中国関連企業」(2024.04.10)

「古来から中国は「面子」の国と言われています。様々なメンツを守るために
「人権」や「人命」は、軽く扱われます。

「面子」の最高位は、権力者に対するものです。5000年もの長い間、中国に
幾度も成立した国家では、一度も「民主制」という思想が生まれませんでした。

さて、経済的な利益だけを求めて、中国に進出した企業は、中国の「面子」社会
の中で旨く生き残っていけるのでしょうか。」

■中国は清朝の末期から欧米諸国により、簒奪されてきました。
欧米諸国も、中国を簒奪できる国として理解してきたのだと思います。

第二次大戦後、中国は、日本や欧米諸国の空白をついて、周辺地域を侵略して
国土を拡大しました。
これにすぐ対応したのは「ソ連」だけです。

次第に力を付けてきた中国は、「簒奪」される国から「簒奪」する国に変貌して
います。清朝以来の200年の屈辱を取り戻そうとしているかのようです。

アメリカは、経済発展とともに中国は「民主制」が普及すると勘違いをして
来ました。巨大な人口を擁する巨大市場である中国が、「民主的」な「法治国家」
となることで、世界経済の枠組みに組み込むことができると考えていたのです。

しかし現実はそうなりませんでした。

中国の経済発展は、個人に帰属するものではなく、中国共産党(という王朝名です)
に帰属するモノであり、主権は国民にはありません。
そのためr、国営企業が優先され民間企業は搾取されます。

経済政策やインフラ整備計画という中国共産党の政策の遂行が最優先されます。

そのため、中国共産党の「面子」を損なうような事案に対しては、凄まじい隠ぺい
工作が遂行されます。

事故を起こした高速鉄道が、社内に被害者がいるにもかかわらず埋められたり、
地下鉄工事で崩落して被害にあった人民がそのまま生き埋めになったり、メデイアが
世界に報道しなければ、「人権」や「人命」などは、「面子」の前には、著しく
軽くなる国でもあります。

■そういう国で、現在、経済が致命的な危機にあります。

中国共産党は、「面子」をかけて、中国経済は健全であり大躍進を継続している
と強弁しています。

政府や役人はその「面子」を守るために必死です。

その状況下で、人口が多く、潜在的な市場が巨大であるというだけで、中国市場
にバイアスを置く企業の決算が揺らいでいます。

食品、化粧品など個人消費に関する分野で歪みが出てきています。

また、中国共産党の「経済成長」を実現するために、「EV車」が需要を大幅に
超過して、生産され、海外に輸出されるなど、バランスを欠いた状況が出現しています。

中国のEV車の輸出問題は、中国国内で、EV車への需要が供給を大きく下回っている
という事が最大の理由だと考えています。

半導体の輸入を止められ、技術の摂取も防衛されて、中国に残る外貨獲得の途は
現在EV車しかないというところなのでしょうか。

■中国で食品や化粧品などの個人消費関連が振るわないのも理由があります。

放置されている民間向けマンション工事や不動産問題など、中国政府は、国民を
犠牲にして、なかったことにしようとしています。
事故を起こした高速鉄道を埋めてしまえというのと同じ発想です。

「上に政策あれば下に対策有り」中国の格言です。

上がメンツのために経済が順調であることを強弁するならば、下は、現実的に
節約や亡命などを考える、そういう事態になっているのではないか、そう思います。

■中国にバイアスを置きすぎている会社の株価は、業績の悪化に用心したほうが
いいと考えているところです。