代表中野を嗤え「押し目買い?」(2024.03.11)

「上げ相場が一時的に下がることを「押す」「下押し」などと言います。
その下落したところを買う行動を「押し目買い」などと言います。

果たして、その投資は成功するのでしょうか?」

■上昇相場の株価が「一時的」に下がることを「押し目」といいます。
しかし、肝心なことを見落としています。

下げが、上げに転じて、下落時よりも上昇して、あるいは上昇を継続して
改めて、「上昇相場の過程における」「押し目」と確認できるという事
を見落としているのです。

株価は、上下するものですが、「下落」したからと言って、脊髄反射的に
反発することがあるとは限りません。
むしろ反発がすぐ始まる銘柄より、下落を継続する銘柄の方が多いと
考えています。

そもそも、「上げ相場」が継続している、という事も結果論として確認
出来る代物です。
下げ過程での「買い仕掛け」は、単なる「買い下がり」に過ぎないのです。

「まだはもうなり、もうはまだなり」という格言があります。
「もう」ここまで下がったのだから、買ってもいいだろうという「高値覚え」
の投資と心理は同じです。

いずれも、投資として成功する確率は少ないと考えています。

■「押し目買い」をすることを否定するわけではありません。

投資をした後、株価が上昇を再開すれば、それは、「押し目買い」に成功した
という事です。
しかし、株価が上がり始めて、ようやく、その株価が「押し目」であったと
確認できるのです。

ただ単に株価が下がるときには、さまざまな理由があります。

株式投資を「高い安い」で判断していると、「押し目」を発見することが
難しくなります。

「押し目」になるかどうかは、下落した株価が反転上昇を始めることにより
成立するものです。

ではどうしたらいいのか。

「落ちてくるナイフは掴むな、刺さってから抜け」という有名な格言も
あります。

つまり、株価が下げ止まり、横ばいから再上昇を始める兆しが見えた時
その時が、「押し目買い」のチャンスであり、「再投資」するチャンスでも
有るのです。

■株式投資で行ってはいけないことの第一は、「下げに付き合う」ことです。
「買い下がり」「ナンピン買い」は、個人投資家にとって、禁じ手です。

投資資金が固定され、新たな投資が出来ず、やがて、投資という「リング」から
退場を迫られることさえあります。

下げ局面、調整局面で、最大の難点は、「高値覚え」「安値覚え」などの
分析を経ていない個人の感覚です。

「高い安い」ではなく「強い弱い」で分析する習慣さえ身に着ければ、
「押し目買い」の罠に嵌まることは少なくなります。

どんな投資をするのも「自己責任」です。
しかし、より効率の良い、有効な投資手法は、「教養」として、一生もの
になります。

「逆指値」の活用を覚え、「高い安い」という感覚を捨てる、そうすれば、
安易な「押し目買い」に走ることもなくなると思うのですが・・・