代表中野を嗤え「Buy Now Pay Later」(2024.04.17)

「アマゾンは、年がら年中、セールを行っている印象があります。
アメリカの好調な消費を一人でけん引しているのが、実はアマゾンではないか、
そう考えてもいい程です。

さて、そのキャッチフレーズが「Buy Now Pay Later」(先にかってあとから払おう)
です。
さて、アメリカの高金利下で、この状態は何時まで続けられるのでしょうか。」

■アメリカでは「インフレ抑制」を目的として金利を引き上げ、据え置いている事
は、誰でも知っています。

「インフレ」がやや沈静化した中で、アメリカの経済が極めて強いことも確認
されています。
経済が好調である背景として、FOMCでもアメリカに陸続と流入している移民の多さ
が背景であるとされています。

「移民の増加」は、労働者の増加を示します。
アメリカの雇用統計が、時として、大きく上振れしたり、堅調な数字を示して、
アメリカ経済の堅調さを際だたせていますが、これは実は、移民の増加による
「かさ上げ効果」ではないかと疑われ始めています。

アメリカに流入した「移民」は、先ず仕事をしなければ食べていけません。
物価高の中で、一つの仕事ではなく、二つ以上の仕事を兼務しなければ、食べて
いけない「移民」が数多く存在するのではないでしょうか。

「雇用統計」の数字が上振れするのは、これ等「移民」が原因だと考えています。
しかし、その統計に含まれる仕事の中には、「ハイテク関連」や「IT」など
の比較的給与が高い仕事が多いとは言えません。

仮に、景気のわずかな後退で「リストラ」が始まると、惨憺たる状況が生まれる
のではないか、そんな懸念が出ています。

■金利が下がらず、実はクレジットカードやカードローン、ノンバンクのローン
等の金利は、最近になって急上昇しています。

延滞率が上がり、「貸す側」のリスクが上昇していることも原因です。

その一方で「Buy Now Pay Later」キャンペーンが消費者を煽ります。
個人消費が伸びている背景で、クレジットカードの利用率が急上昇し、金利が上がり
延滞率が上がる、という状況が起きていると考えます。

延滞しなくても、金利が上昇するという事は、分割払いなどの支払いが増加する
という事でもあります。
家計への負担はますます大きくなっているはずです。

■アメリカにとって「移民」は、ジレンマでもあります。
経済を押し上げ、維持するのに必要な仕組みですが、しかし、それにより、アメリカ
生まれの国民や既存の給与所得者の生活を阻害する要素ともなります。

明らかに競争者が増えるからです。

アメリカ大統領選で、「移民制限」が政策テーマになっていますが、それには
こんな背景があると思います。

それにしても、この金利の高さは、ある日突然、パニックが生まれるようなそんな
リスクさえはらんでいると考えています。

FRBは、極めて重要な決断が迫られていると思います。