市場の目「エヌヴィデア」(2024.05.22)

「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに小幅上昇。エヌヴィデアの
決算開示を前にして堅調な動きです。

日本市場は、寄り付きからニューヨークの堅調さに反して、売り先行
の動きでした。」

■連日コメントしていますように、ニューヨーク市場は「過剰流動性」
が継続する中での動きです。

FRB幹部が次々と「金利引き下げ」に対して慎重なコメントがでるなか
債券市場が小動きであったことに呼応するように小幅な動きでした。

エヌヴィデアの2月から4月の四半期決算は相変わらず好調だと想定され
ています。
アナリストや証券会社はこぞって目標株価を上げています。

そういう、泥縄的な対応が始まるときは、なんとも嫌な予感がする事
もあります。

■日本市場にとってはエヌヴィデアの決算と株価の影響が大きく出ます。
日経平均の構成銘柄における「半導体関連銘柄」の比率が高く、そのため
「エヌヴィデア株の変動」→「日経平均の変動」
という構図になっているからです。

統計によると、「エヌヴィデア」の株価の動きに対して、「日経平均」
は約4%の変動をするそうです。

現状の日経平均であれが、1500円前後の動きとなります。
上方向と下方向で、半々としても750円前後の動きが可能性があると
いう事です。

今週の日経平均はエヌヴィデア決算を前にして、半々の幅で動いている
観があります。

日経平均の構成銘柄が半導体関連に偏重しているという問題もありますが
日本経済が「半導体製造関連」にバイアスを置いているという事も
否めません。
台湾とも韓国とも構図が類似してきているのです。

■本日は模様眺め気分が強く出来高も減少しています。

方向性が見えるまでは、市場を観察することも大事だと考えている次第です。