「昨日のニューヨーク市場は、三指数ともに上昇。
トランプ氏当選後の「トランプラリー」の高値に到達したようです。
日本市場も追随しています。」
■トランプ大統領の就任初日「デイワン」の衝撃が通過しました。
売り仕掛けで下落していた分を一昨日昨日で、取り戻したと考えます。
債券市場も含めて、「デイワン」通過による安心感で買戻しが入り、
また、待機していた資金が、市場に戻り始めているのが理由です。
これから、世界の方向性や個別業種の将来性収益性の期待感が選別され
ます。
とりあえず、トランプ大統領が、「オールドエコノミー」重視の動きを
するのではなく、「デジタル」にバイアスを置くこともソフトバンクなどが
巨額投資を行う事を開示して、明快に示しました。
市場の安心感は膨らみました。
市場への資金流入は「巡航速度」で、増加していくと想定しています。
■日本市場は、欧州市場などからアメリカへ流入している資金の一部が
ようやく流入を開始したと想定しています。
割高感が際立つアメリカ市場の保全としての「割安」な日本市場は、これまで
何代にもわたる政権が推進してきた資金流入策に対して再び対応を始めた
と考えています。
昨年10月以降に動きを止めて、手じまい売りに見舞われていた日本市場の
転換が始まったと考えています。