市場の目「トヨタと三菱商事」(2024.02.07)

「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに小幅上昇。一昨日の大幅下落に対する
自律反発ではないかと考えています。

日本市場は、アメリカに追随、安値で始まりましたが、次第に上昇しました。
1月SQ値36025円を意識しているのか、この水準をわずかに上回る水準で終了
しています。」

■アメリカでは主要企業の決算開示がほぼ終了しました。
市場は「決算」による、「脊髄反射」的な動きから、すこし、経済動向や政治
金利などの先行きを考える動きとなります。

好調な半導体関連企業に対する見直しによりSOX指数なども安定してくると
考えます。
市場は一旦落ち着いてくるのではないでしょうか。

■日本市場は主要企業の決算が相次いでいます。
好悪の内容が出ていますが、悪い数字には売りで、いい数字には買いで対応する
動きが顕著になりました。

本日は、昨日開示されたトヨタの好決算を再度織り込む動きが強まりました。
トヨタ一社で日経平均を押し上げる動きです。
また、自社株買いを表明した三菱商事も堅調です。
しかし、総合商社に関しては、自社株買いが一巡した後は、悪材料の方が多くなる
のではないか、と想定しています。

■今週金曜日の2月SQ値算出を意識した動きが、続いていますが、今回は、上値を
追って相場水準を上げ、売り方を締め上げるような動きはできなかったようです。

その背景は、日本企業の決算が想定ほど良くなかったという事が挙げられます。

多くの企業が通期想定を据え置く慎重な開示が続いています。

2月の決算開示で勢いをつけようとした「強気筋」には、打撃となったかもしれません。
とはいえ「弱気筋」もトヨタの好調さなどを見せられると、売りくずすのも難し
そうです。

相場は、しばらく膠着状態に入る可能性があります。

変形の「節分天井彼岸底」になりそうな気がします。