市場の目「休むも相場」(2025.02.18)

「昨日のニューヨーク市場は休場。
日本市場では、ウクライナ戦争の終結期待からか、防衛関連銘柄が
上昇。
いささかおかしな感じではあります。」

■ニューヨークが休場時の日本市場は、方向感が見えず、手詰まり感
があるのが通例です。

本日も同様の動きです。

アメリカトランプ政権の不安定要素が消えないため、長期投資家の
下支えが希薄です。
そのため、各銘柄ごとの強弱感が極端に出ます。
強い銘柄は急騰し、弱い銘柄が急落する、という具合です。
しかも、その強さや弱さが継続しません。

投資したかと思うとすぐに逆指値に触れてしまうという状況のはずです。

それは、市場自体が安定しておらず、方向性が見いだせていない、大口
の機関投資家などの腰が引けている証左なのです。

こういう時は、どうすればいいのか?

海が荒れているときには、漁師は海に出ません。
同じように、自分の大事なお金を仕事に出すのにふさわしくない時には
じっくり見ている以外にないのです。

株式投資は無理に毎日行う必要はありません。