市場の目「決算前の静けさ」(2024.04.23)

「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに上昇。売り込まれていたハイテク
ジャイアントの株が、決算を前にして買戻しが入ったことが背景だと想定
しています。

今晩からアメリカでは主要企業の決算が始まります。
決算前に一旦手仕舞い、という事ではないでしょうか。

日本市場は、模様眺め。売買代金も今年最少の3兆7000億円と拡大しません
でした。」

■今晩、アメリカではテキサスインスツルメント、テスラの決算が開示されます。

開示後の「ガイダンス」が重要なことはコメントしました。

アメリカの株式市場をけん引してきた、「好調な景気」と「金利引き下げ」
というテーマが揺らぎつつある現状では、決算開示とともに「ガイダンス」が
極めて重要になるのです。
それまでは、模様眺めが主流だと考えています。

■日本市場は材料難です。
海外勢の商いも減少しており、個人投資家だけでは、相場水準を維持する事
はできません。

しかし、好調な決算を開示した会社には、物色が入っています。
終了した期の配当を増価させたり、今期の配当を増やす開示をする会社も
増えてきました。

今後、本格化する日本企業の決算では、「増配」「株式分割」「自社株買い」
等の開示が増加すると想定しています。

上場企業全体の利益もかさ上げされており、日本市場での平均PERも割安感
が感じられるようになると考えています。

■何はともあれ、日本企業の決算をじっくり分析したいという空気感が
市場にはできています。

売買が減少していますが、これは「嵐の前の静けさ」だと考えています。

慌てず、「果報は寝て待て」で、行きましょう。