市場の目「程よい調整」(2024.01.24)

「昨日のニューヨーク市場はダウ平均はマイナス、ナスダックとS&P500は小幅に続伸
しています。

アメリカでも決算開示が進んでいます。決算開示で、株価には、影響が出始めています。

日本でも同様の事態が起きると考えています。
決算を織り込むまでは、調整局面が続くと想定しています。」

■昨日のニューヨーク市場は「決算開示」で、まちまちの動きです。

P&Gがドル高による輸出利益の停滞などにより売り込まれました。
また、立会時間外では「TI」が減益で大きく売り込まれています。

先週のニューヨーク市場では『いいとこどり」の「楽観論」が支配的でしたが
少し見直しが必要な地合いになりつつあります。

「決算」が株価に反映する当然のことではあります。

■日本市場は、昨日、チャート上の上値の節に到達したこともあり、本日はもみ合い
です。
調整局面に入ってもおかしくはありません。

アメリカ同様、決算開示が重要なファクターとなります。

本日は昨日の日銀政策決定会合での「マイナス金利」据え置きで、やや波乱の様相
です。
「マイナス金利解除」近しと想定されると判断した投資家が多く、銀行株が買われ
ました。

マイナス金利解除には、「金融緩和」が継続すると明言されていますから、経済には
大きな影響は出てこないと考えますが、「変動金利」で借りている人たちは、
そろそろ「固定金利」への借り換えが必要になるかもしれません。

為替市場では、円高に傾き、日銀の政策変更が遠からず到来することを織り込み
始めました。

債券市場などではまだ織り込みが進んでいませんが、おいおい消化されそうです。

■当面日本市場は調整局面を続けてほしいと考えています。

これから到来する日本での経済の成長をどの業種がけん引していくのか、じっくりと
考えられるからです。

半導体が進化してくると、その半導体を使って実現できる技術が増加します。

そして、その技術を装填したデバイスが大量に社会に受け入れられます。

半導体の製造関連会社だけではなく、デバイスに対する精密部品会社にも好影響
が出てくると想定しています。