市場の目「調整週に突入」(2024.03.25)

「先週末のニューヨーク市場は三指数まちまちの動き。ダウ平均とS&P500
は下落、ナスダックは小幅上昇という展開でした。

本日の日本市場は、先週末のCME先物市場に収れんしていく動きで、小安い
展開です。」

■ニューヨーク市場は、今週金曜日が「聖金曜日」で休場です。
そのため、ニューヨーク市場の権利付き最終日は、明日、権利落ちが明後日
となります。
日本市場とは、日にちがずれます。

そのんなこともあり、海外投資家も手を出しにくい展開にあると考えています。

アメリカの方が、決算開示が早く始まります。
株価の足踏みを解消するには、「決算開示」が最も有効です。市場が勝手に
想像する業績数字との乖離が生まれると株価は動きます。

今週より、来週以降の方が、ニューヨーク株式市場のボラタイルな動きが活発に
なると考えています。

■日本市場は、個人投資家の「押し目買い」と称する「信用」での買いが、
先週までは増加していました。

しかし、海外投資家や投資信託、年金などの中長期で保有してくれる投資家層
が存在しなければ、短期志向の「信用取引」だけで、相場が維持できることは
ありません。

今週は、内外の機関投資家や大口投資家が動きづらい状況です。

日本市場も調整に入らざるを得ないと考えています。

配当落ちで、調整のために買い需要が入ります。
その金額は1兆円と言われています。
しかし、日々の出来高が拡大している現状では、その金額も、市場に大きな影響
を与えられるとは限りません。

■日本の経済環境は回復に向かっていると想定しています。
配当落ちで、下落した株価は、遠からず、埋めてくると考えています。

配当の権利を取り、しばらくは模様眺めが正解ではないでしょうか。

「果報は寝て待て」です。

調整後の動きは来月中旬から始まります。