市場の目「遠くのSOX指数日経平均を動かす」(2024.01.26)

「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに上昇。ナスダック市場はいよいよ2021年
11月の最高値を望む位置まで上がってきました。

反面、期待の大きい半導体大手企業の決算が始まり、インテルの決算が市場の
期待を裏切り引け後から売り込まれました。

SOX指数も連動して下落しました。

日本市場もその影響を受けて指数構成銘柄の多い半導体関連銘柄の売りで水準を
下げました。

待ちかねた調整局面の到来です。」

■アメリカでは主力企業の決算が始まりました。
生成AIがけん引する景気の上昇局面への期待が、裏付けられるのか、あるいは裏切ら
れるのか、来週は、重大な局面です。

昨日は、三指数ともに大幅に上昇しました。ナスダックは、2022年11月の高値を目指して
高値引けです。

しかし、22年11月の株価の上昇は、コロナ下での財政支出などで潤った個人投資家の
買いが先導して実現したものです。
現状の市場参加者とは少し状況が異なります。

現在の上昇過程に参加している投資家は、ベテランが多く、強さは簡単には収束しない
のではないかと考えています。

■日本市場はインテルの時間外での下落をきっかけとして、半導体関連の大型銘柄
に利益確定売りが出ました。
指数構成銘柄の多くを占める値がさハイテク銘柄の下落は、指数全体を引き下げます。

待ちかねた調整局面の登場です。

アメリカのみならず、日本でも来週は主要企業の決算が始まります。
決算を観たい投資家が多く、調整局面や模様眺めになるのはそもそも否めない期間では
有ります。

来週はアメリカではFOMCがあり様々な統計数字が開示されます。
アメリカの趨勢は大きく変化しないと想定していますが、様子見期間が必要です。

■本日の日本市場はゴム業界以外は全業種マイナスという状況です。

年初から続く海外投資家の日本株買いの流れ、NISAによる個人投資家の下支えなどの
条件は変わりません。

今年大きく花が咲きそうな銘柄を探すにはいい機会だと考えています。