市場を見る目「デフレよさようならインフレよこんにちは」(2024.01.17)

「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに下落しました。今晩予定されている
経済指標が多く、模様眺めに終始したという事だと考えます。

日本市場は堅調です。
休場明けの本日は海外投資家からの買いが入り、水準が上振れしました。
昨日の海外勢不在で下落した値幅を早くも解消しています。」

■ニューヨーク市場では、決算開示の渦中です。
決算数字の影響が市場に反映されています。
ボーイングの低調さが、指数を押し下げ、エヌヴィデアの好調が市場水準を
押し上げる、というパターンで推移しています。

SOC指数が堅調に推移しています。
アメリカをはじめ世界の経済の今年の成長を支える「生成AI」や「チャットGPT」
への期待が大きくなっている証でもあります。

半導体技術が先行して、現実の場面に活用される、そういうタイミングが今年は
到来するのだと想定しています。

昨年まで需要が減少しているスマホやパソコンなどの需要も、新しい技術が
搭載されてくると再び需要は回復します。
しかし、それが現実の企業業績に反映するのはまた後ろへずれ込みます。

株価は、先行きへの期待感を反映します。

現状のSOX指数の上昇は、今年中盤以降の回復を想定し期待しているのではないか
と考えています。

■日本市場は、堅調です。
海外投資家から、日本経済のインフレ経済への回帰を想定した株式市場への期待感
を反映した買いが増加しています。

35年に及んだデフレ経済からの脱却は、日本経済のこれからの長い期間の成長を
想起させます。

世界の投資資金は冷徹に機動的に動きます。
日本市場に流入している海外資金は、まさに、日本の大転換に期待していると
考えていますy。

日本の投資家は1989年の38915円がトラウマとなり、現水準でも「高所恐怖症」に
陥っていますが、最早、1989年の数字は忘れるべきだと考えています。

むしろリーマンショック以降の日本経済の回復と成長を想定すべきではないでしょうか。
日本市場はリーマンショック以降に5倍になりました。

この間ナスダック市場は10倍を超える成長を実現しました。

欧州市場は、ほとんど成長していません。

1989年の日経平均株価38915円の時アメリカのダウ平均は2600ドルでした。

インフレ経済かデフレ経済かの違いは、まさに、この数字の差として現れたのです。

今後日本経済の復活が本格化すると考えています。

■目標株価が38915円だとすると36000円はすでに高いと感じます。

しかし、目標株価は10万円だと考えると、まだまだ36000円は序章段階です。

本日は1月のSQ値36025円を超えてひと段落しています。
買いサインが出始めた銘柄を仕込む、売りサインが出た銘柄は手仕舞いする。
この基本動作を繰り返すことが投資の成功の秘訣だと考えています。

いい銘柄には、繰り返し仕込みと手仕舞いを行い、その銘柄の成長をもれなく享受
する、という考え方が重要だと思います。