代表中野を嗤え「得意な戦術を作る」(2024.07.24)

「株式投資で、継続して成果を上げ続けるためには、自分自身が「得意」
とする投資戦術を構築するべきです。

投資に行き詰まることは必ずあります。
そんなときに頼りになるのは自分が得意とする戦術です。」

■株式投資で利益を上げる方法は二つです。
「下値」で、上昇機運にある銘柄を仕込んで、上昇後に手仕舞いをする。
「高値」で、より「高値」を期待して投資をして、「より高値」で売却する。

「下値」で動意づいているめうぃがらを探すのは、手間がかかりそうですが、
現実には日中の時間が自由に使えます。
つまり、株式相場が開いている時間に拘束されることがありません。

「高値」を追いかける戦術は、ある意味効率がいいのですが、相場に
かかりきりになる必要があります。
素早く売買を行う事で利益を早く獲得することが目的です。

どちらの方法も、株価を「下値」で仕入れて「高値」で売ることが目的です。
すでに動意づいて「高値」を更新しそうな銘柄を追いかけるのが「性分」に
あうか、それとも、少し時間をかけて利益を狙うのがいいのか、それは
投資家個人の「性格」によるものだと考えています。

■大事なのはそれぞれの戦術には、明確な戦略が必要だという事です。

自身の投資資金の金額に合わせて、戦略は考えなければなりません。

最悪な選択は事前の分析や考え方の整理が出来ていないうちに、周りに
煽られて、「高値」追いをして「高値掴み」をしてしまい、「塩漬け」に
してしまう事です。

いずれの選択をするのも自由ですが、大事なことは、この「最悪の選択」を
しないことにつきます。
つまり、資金を寝かさない事、が最重要な戦略なのです。

投資資金が潤沢にあれば「塩漬け」も耐えられますが、わずかな資金で投資
を始める場合には「塩漬け」は致命傷になります。

わずかな損失は「かすり傷」として、考えるべきです。
ボクシングでいえば「ダウン」をしても「ノックアウト」されないことが
極めて重要なことなのです。

■「資金」を寝かさない方法は「逆指値注文」と「ロスカットルール」です。

「逆指値」は相場が上がる過程では、なんだか損をするような気がしている方が
多くいるようです。
しかし、資金を保全するための「保険」としては、極めて有効です。
自身の「意思」で決める「ロスカットルール」とは、その点が異なります。

■とかく『いいとこどり」を考えて自分に都合の悪いことは考えないか、
想定にさえ入れていない投資家が意外と多く存在します。

「自信」の塊のようなこれらの投資家はある意味尊敬できますが、現実的には
避けなければならないことです。

相場には『いいとこどり」はあり得ない。
「何かを得れば、何かを失う」という事を肝に銘じていてください。