代表中野を嗤え「投資の目標①」(2024.04.08)

「株式投資や株式関連投資信託は債券や債券型投資信託のように
期日がくれば元利金が保証される仕組みではありません。

そのため、株式投資を行う投資家の多くが、「儲かればいい」という
大雑把な感覚で投資を行う事が大半であると考えています。

しかい、目標を定めて、戦術を駆使することで、投資の効率は
大きく変わるのです。」

■年率10%で複利運用をすると投資資金は7年ちょっとで、倍になり
ます。

年率20%で同様に計算すると4年で倍になります。

年率30%で運用すると3年ちょっとで倍になります。

年率40%で運用すると二年ちょっとで、二倍になります。

さて、年率にするととてつもなく高い金利です。
しかし、10%を稼ぐために、「一年に一度株式を買い付け10%値上がり
を確保して売却する」と考えると、ハードルは低くなった気がする
のではないでしょうか。

何故なら、日本の市場で、大型銘柄であれ、低位株価の銘柄であれ、
一年間で10%程度の値い動きをしている銘柄は沢山あるからです。

■一年間といわず、半年間で考えれば、その銘柄は減少しますが、
個人投資家が選択するのに不自由するほど少なくはありません。

4カ月に一回、3カ月に一回と考えても、株価の変動幅と変動する銘柄
の数はそれほど変化しません。

業種によって時期は異なりますが、10%程度の変動は、実は多くの
銘柄で起きているのです。

問題は、その銘柄を見つけ出して、適時投資をする事です。

■「短期急騰銘柄」「テンバガー候補銘柄」などを紹介するとして
いるウェブサイトの広告は沢山あります。

しかし、自身の投資方針を明確に定めると、より確率の高い手段を選択
する方が投資資金を増加させる手法としては蓋然性が上がります。

つまり、投資資金を倍増させるためには、「短期急騰銘柄」や「テンバガー
銘柄」という希少な銘柄を探すよりは、常に可能性があり、市場で変動が
実現している「10%」銘柄を探して、投資をするほうが、効率がいいという
事です。

「短期急騰銘柄」「テンバガー銘柄」にこだわるよりも、着実に稼いでいく
方が結果として成功する蓋然性が高まるというものです。

それにはどうすればいいのか。

投資のスタンスを変えることです。

個別銘柄に振り回される「受動的な投資」から自身で銘柄を選択する
「主体的な投資」に転換するべきなのです。

ではどうするのか。

次回に続く