代表中野を嗤え「業種間格差と株価の修正」(2024.03.28)

「年初から日経平均株価が上昇しており、ほとんどすべての銘柄が上昇
していると勘違いしそうです。

しかし、日経平均の上昇をリードしてきた半導体関連銘柄、金利の正常化
を好感した銀行株、円安を好感した自動車などの輸送関連銘柄、石油価格の
高止まりから石油関連銘柄などが、年初から30%近い上昇を続けています。

反面、繊維や空運、医薬品などの業種は、放置されています。」

■株式市場は、社会の動きを敏感に反映します。
そのため、金利が正常化すると社会全体が考えると、銀行株などがすかさず
反応します。

海外で「生成AI」の新しい時代が到来すると伝えられれば、半導体関連銘柄が
賑わいます。

株式市場で投資を行う際、この動きを捕まえて、機敏に対応していくのは、
簡単ではありません。

報道されてくる頃には、すでにその業種は上昇していることが多いからです。
常に出遅れになる可能性があるからです。

「買えば下がる」「売れば上がる」という状態が生まれるのは、そのせいかも
知れません。

■ではどうやればいいのか。

東証の業種区分は33種です。

33種ごとに代表する銘柄があります。
自身の投資資金の間尺にあう株価の銘柄でいいですから、自身の投資候補先
を事前にピックアップしておくことが重要です。

ピックアップした銘柄にいつ投資をするのかは、チャートの形次第です。

自身で日々中止できる範囲の銘柄で、「仮想」のポートフォリオを作りましょう。

実際に投資をするのは、そのうち3銘柄から多くても5銘柄程度でいいのです。
そうして、三か月ごとに10%程度の利益を確保するつもりで銘柄を注目していると
業種間の株価の相違が次第に修正され、株価の変化が起きて、現実に10%以上の
変化が起きていることが良くわかると思います。

■一撃必殺で、短期間に何倍にもなる株を見つけることは不可能に近いと考えて
います。

堅実に利益を積み重ねていける投資とは、無理をせず、業種間に起きる株価の歪
や出遅れ、などを見つけ出して、やがて修正されて適正になる過程で、利益を
確実に獲得していく手法の方が、実現の蓋然性が高くなります。

どのような手順で実行すればいいのか?

希望される方は有料会員に登録してください。
以上プチコマーシャルでした。