代表中野を嗤え「調子に乗りすぎトランプ」(2024.07.18)

「アメリカ大統領選挙では「トランプ」候補の有利さが伝えられて、いささか
本人である「トランプ」氏の発言が急増しています。

「トランプ」氏が発言していることの多くは、自己矛盾に満ちており、明らかに
間違えている政策や考え違いが多くあります。

本当にアメリカ国民は「トランプ」を選択するような愚行を行うのでしょうか。」

■「金本位制」の復活という話が「トランプ」氏側近から出ています。
何時の時代の経済理論なのでしょうか。

「金本位制」を唱えた瞬間にアメリカ経済は大崩壊します。

アメリカの株式市場が大暴落をする可能性を唱える人もいますが、「大暴落」
は、アメリカの株が「高すぎる」から起きるのではなく、政治家の経済を知らない
政策で起こります。
「金本位制」はまさに、アメリカ発の世界大恐慌を招きます。

世界の経済を支えている「マネー」が急激に縮小するからです。

「馬鹿じゃあるまいか!」そう叫びたいコメントです。

■アメリカファースト」という言葉は被害者意識の強いアメリカの有権者には
受ける言葉かもしれません。
「ベトナム」「湾岸」「イラク」「アフガニスタン」とアメリカ人は犠牲を
出しながら世界平和に尽くしてきた。
「もうこりごりだ」というわけです。

しかしそれらの戦争を始めたのはすべて「共和党政権」です。
国民の求心力を高めるために、「反共産主義」「悪の枢軸」「テロ」という名の
「仮想敵国」を作り戦争を起こした結果です。

一国で経済が回ると考えている「トランプ」氏の発想は19世紀的です。
アメリカの製造業はもはや第二次世界大戦の時点までも戻り切れません。
社会の体制や「ドル高」が邪魔をするからです。
また、アメリカはすでに「サイバー空間」で世界を支配するという方向に変化
しているのです。
「製造業」回帰ではないのです。

■選挙戦が苦戦しているときは「トランプ」しも慎重に言葉を選んでいました。
しかし、「暗殺未遂事件」で、風向きが一気に変化したと考えているのでしょう。

バカバカしい政策が口から飛び出します。

「共和党」首脳は、「トランプの暴走」を止めなければ、「トランプ以降」共和党の
政権は長く回復できないかもしれません。

どこかの国の「民主党」が犯したのと同じ過ちをしでかしてはならないのです。