「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに記録的な上昇。
発動されたばかりの追加関税の90日間の停止をトランプ大統領が
宣言したからです。
日本市場も追随です。」
■世界中を相手になんとも「人を馬鹿にした」トランプの言動です。
「相互関税」を開示して、世界中の国々に「踏み絵」を強要した
という事です。
忠実な日本は素早く対応したため、再交渉の最前列に並ぶことができた
ようです。
しかし、何とも勝手な所業です。
トランプのアメリカに対する「不信」と「怨恨」は高まります。
いずれ「高転びに転ぶ」自体が到来すると考えています。
■日本市場は、連日の激しい動きに、短期筋でさえ、ついていけていない
のではないか、そう考えています。
トランプ関税の落としどころは、全世界均一10%(ただし中国を除く)
だと想定しています。
アメリカ国民が負担できるとすれば、その程度ではないかと推測するからです。
後は個別の業種ごとの対応です。
慌てることはありません。
先行き不透明な中、相場の動きはまだまだ不安定が続きます。
くれぐれも「宵越しの株」は持たないようにしてください。