「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに小幅上昇。
債券金利も安定しており、ようやく、「Deep Seek」ショックが
織り込まれたという事だと考えます。
日本市場も同様の動き。
週の前半の下げを後半で取り戻したという事です。」
■トランプ大統領の「関税爆弾」が小出しながらさく裂しています。
明日2月1日からメキシコとカナダに25%の関税をかけることを宣言
しています。
一方、中国に対しては10%の追加関税を猶予しています。
また、コロンビアに対しても25%の関税賦課を宣言しましたが、
コロンビアと不法移民に関して折り合いがついたという事で、早々に
解除の方向です。
つまり、メキシコやカナダには一旦関税を賦課するモノの、違法麻薬
や不法移民に対する対策を施してアメリカに示せば、解除をすると
いう事です。
両国ともアメリカとは長い国境線を抱えており、完全に防ぐことは
不可能だと考えますが(とりわけカナダはメキシコと違い、山あり谷あり
湖あり未開地ありです)イッツ体の効果が期待できる政策を打ち出すこと
が必要なのだと考えます。
既に対応策は作成されていると想定しています。
■日本市場は、「Deep Seek」懸念で下げた分を回復したといういわゆる
「いって来い」の状態です。
週末という事もあり模様眺め気分も出ています。
しかし、やはり決算数字は株価を動かします。「増益」「増配」
「株式分割」などの資本政策がつけば「鬼に金棒」です。
昨日開示の「NEC(6702)が本日急上昇しています。
上記の三点セットが開示されたからです。
この動きは今後も継続します。