市場の目「いつか見た景色」(2025.06.27)

「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに上昇。中国との
貿易交渉の進展、中東の安定、などを背景としたリスクオン
の動きが加速している、というところです。

日本市場は、早々に4万円を超えてきました。」

■スイスで継続していた米中の協議が概ね終了し、契約書に
サインが成されるようです。
中国が、アメリカ向けのレアアースの輸出を再開すれば、
アメリカも半導体などの規制を緩めます。

とにもかくにも、滞っている流れが、円滑になるという事が
経済にとっては、いいことです。

中国は、アメリカの関税政策に対して、「毛沢東の長征」と
例え、「忍耐」を強要しています。
しかし、中国の経済問題は根深く、国民党と共産党の戦いの
様相とは大きく異なります。

現在の中国は、海外、とりわけアメリカに製品を購入して
もらわない事には回っていかない経済になっているからです。

中国も早く経済を立て直す必要があるのです。

■日本市場は、昨年の今頃に見たような風景です。
大きな根拠がなく先物主導で株が買われ、4万円台を回復しました。

株主総会明けの再投資と、ドル買戻しに伴う先物の買戻しが
進んでいると想定しています。

来週以降はどうなるのか・・

詳細は会員向けのレポートを読んでください。