「昨日のニューヨーク市場は大統領選挙を「通過」して、「あく抜け」
三指数ともに上昇しました。
日本市場では「トランプ優勢」が伝わると海外投機筋を中心とした
上値追いが始まり急騰しました。」
■大統領選挙の開票が続いています。
トランプ氏の優勢が伝えられると、「世界で一番早い「トランプト
レード」」が日本で投機筋により繰り広げられました。
お祭り騒ぎ的なこの動きに国内勢はもとより海外の中長期投資家も
参加していないと想定しています。
決算を反映していない株価の上昇が多くみられます。
反面、、通期減益を開示した「本田(74263)」は決算開示直後に
大きく売られました。
■本日の日本市場は、海外短期筋のお祭り相場と、冷静な国内投資家
が併存する市場でした。
併存するとは双方の見ている方向が一致していないという事です。
この動きは大統領選挙の結果が判明する明日、議会選挙の動向が判明
する明後日には鎮静化すると想定しています。
注目はFOMCです。前回の会合で「年内0.5%利下げ」を宣言していますが、
はたして、この好調な経済下で、「利下げ」が適当なのかどうか、
その判断が注目されます。
■いずれにしても、あと数日は様子見です。