「昨日のニューヨーク市場は、三指数まちまちの動き。
ダウ平均とS&Pは小幅上昇、ナスダック市場は小幅下落。
注目すべきは、アメリカの中小型株の指数である「ラッセル指数」が
下落を続けていることです。
金利高止まり、関税による景気後退などがジワリと効いてきていると
いうことだと思います。
日本市場は、「高市イベント」通過で、利益確定からはじまるも、すぐに
切り返しています。」
■今週からアメリカも日本も外交週間が始まります。
APECを起点として、米中首脳会談、日米首脳会談、と続きます。
米中首脳会談が注目されますが、中国は、国内の重要会議を前にして、
妥協がしにくい状況です。
米中会談が行われても、「玉虫色」の会談になると想定しています。
日米会談も、石破前政権との契約の「確認」が中心となります。
やはり「玉虫色」になると想定しています。
今週後半から来週にかけて行われる「アジア」にバイアスを移した展開が
続きます。
欧州から中東の戦線は、その次になると想定しています。
■日本市場は、昨日の「高市総理誕生」イベントで、一息つきました。
根拠のない「高市銘柄」は次第に勢いを失います。
金曜日の「施政方針演説」が注目されます。
本質的な「高市銘柄」は、これから始まります。