市場の目「ガイジン買い」(2025.06.06)

「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに小幅安。
本日の「雇用統計」を前に、アメリカ景気の減速懸念が出てきています。

日本市場は、「ガイジン」以外は利益確定売り先行です。」

■アメリカ「雇用統計」の数字はいよいよ景気停滞の兆しを示してくる
のではないかと懸念されています。
「失業率」などは、退職金を分割受領している退職者はカウントされません。
従って、マスク氏によって、大量に首を切られた公務員の多くは、「失業者」
にはカウントされていません。
それらの人たちがカウントされてくるのは、来月以降です。

その状況下で仮に、失業率が市場想定を上回ってくるとなると、明確な
景気停滞の兆しとなります。

「関税」の価格転嫁も進み始めます。

アメリカ景気の実情は、これから徐々に明確になると考えています。

■日本市場は、「ガイジン」次第です。
9週連続して、現物株を買い越ししている勢いは、単なる短期投資家の動きでは
ないと考えます。

現物買い越の割に、「先物」の売りは増加していません。

投資資金のアメリカ離れは、静かに、しかし着実に進んでいるのだと考えます。

詳細は、週末の会員向けレポートでコメントしています。