「先週末のニューヨーク市場は三指数ともに下落。
クリスマス休暇まえの手仕舞いが背景だと考えています。
これから二週間は、主力の投資家はお休み期間です。
日本市場は、主力の海外投資家が不在になると、日経平均
が下がります。
しかし、TOPIXは堅調です。
投資家の性格がわかるというものです。」
■先週末は、アメリカおよび、キリスト教国では休暇前の
手仕舞い気分でした。
今週遅れている雇用統計などの数字が出てきますが、基本的な
相場変動の影響は限定的です。
主力投資家不在の中、「ラリー」的な動きも期待できますが、
それも限定的だと考えています。
今年は、総じて、運用者の運用成績が良かったと考えるからです。
無理せず、年末の休暇を楽しむファンドマネジャーが多いと
想定するからです。
■日本市場は、御用納めを目指して、日本の投資家が影響力
を大きくします。
海外投資家不在の中、日本の中長期投資家が影響を強めます。
とはいえ、指数を買い上げる動きは想定できません。
個別材料株と割安銘柄が中心となりそうです。
