「昨日のニューヨーク市場は三指数ともに反落しています。
年末を控え利益確定の動きだと想定しています。
日本市場はこじっかり」
■アメリカはクリスマス前の商いが閑散になる時期です。
上値を追うよりも利益を確定したい投資家が増える時期です。
また、税対策もあります。
トランプ政権に代わることで、慌てて株を大量に売らなくてもよい
富裕層が増えているため年末特有の株の売りは減少していると
考えます。
この動きは当面継続しますが、アメリカ市場でも第三金曜日の
20日はメジャーSQ(トリプルウィッチング)が到来します。
また来週はFOMCも開催されます。
多少相場が荒れるかもしれません。
■日本市場は、陰線ですが、三日連続「ケツ上げ」です。
今週末のメジャーSQを意識した動きだと想定しています。
寄付きと引けではSQを意識した「パッシブ」買いが入りますが、
その注文が消化された後は、個別銘柄物色の「アクテイブ」買いが
市場を支えています。
中国の景気対策など散発的に材料が出ますが、決定的に大きな
材料ではありません。
日々、様々な思惑で材料は出ますが、よく中身を確認し株価動向
を見極めてください。